K氏も完了 全BGM完成!
K氏からCD-Rが届きました。残りの2曲と、C嬢の作った曲のマスタリング修正版が入っていました。仮合わせの結果、特に問題はありません。これでK氏も全曲の作業が終了。セラミックシンデレラの全てのBGMが完成した瞬間です。
BGMは全部で30曲以上。途中で没になった曲や作り直しをしてもらった曲などを含めると、のべ50曲近くに及びます。これは商業劇場映画にも匹敵、もしかしたら超えた曲数です。監督である私は、音楽的な単語を知りません。「もっと太く」「メロディアスにならないように」などという抽象的な指示しか出来ません。そのくせ「1分52秒で転調」などの時間的な縛りはメチャクチャ出す。ホント、やり難かったことでしょう。ゴメンナサイ・・・
そういう指示を出すのは、新作ではなく既存の完成物に対して施す作業だからという理由がもっとも高いですね。つまり調整幅がないんです。出来あいの映像に合わせて作曲してもらうのですから、ある程度は仕方ありません。
こういう作曲依頼を行ったもう一つの理由は、お二人が縛りの依頼に対し、正確な結果を出せることを知っているからです。出来ない、もしくは指示に従わないコンポーザーだったら、そんな注文は出さなかったでしょう。お二人とは長い付き合いですが、作業後半になっても勉強を続け、C嬢に至っては「何でもやりますよ~!」と、さらに仕事を求める姿勢まで示してくれました。こんな前向きなスタッフに恵まれた私は幸せです。
K氏とは監督と脚本という立場では長いのですが、兼務のコンポーザーとしてはホント久し振り。でも、20年間で立派に進化したK氏の音楽的才能にも驚いた次第です。
K氏の本業の仕事も受けるようになったC嬢。これからは「プロ」ですね。ぜひ頑張ってください。
さて、この先は私の作業のみ。音声のミックスバランス調整、映像とのタイミング合わせを行い、最後にマスタリング処理をします。プレミアにはマスタートラックがないので、全サウンドドラックを一旦トラックダウンし、それを映像に再合わせします。これを元にシーン間の音量バランスなどを整える予定です。
調整が済んだらレンダリング&オーリングし、完成品を仮DVD化します。BGMチームに観てもらう「ゼロ号試写」ってわけです。K氏も小説版の構想に入ることでしょう。この映画の前後を埋める大切なストーリー。ネットで読めるようにする予定なので、お楽しみに。


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